Git Bashのホームディレクトリの変更
WindowsでGit環境を構築するとお世話になるであろう Git Bash のホームディレクトリの変更に関してメモします. GitHubのレポジトリはZ:\GitHubに設置しているため,このZ:\GitHubをホームディレクトリに設定することを目指します.
まずは,WindowsとはいえBash であることに変わりはないので,C:\Users\Naoto.bashrcを作成して,環境変数$HOMEの設定を変更してみます.
HOME=/z/GitHub/
これで問題解決と思いきや,Git Bash を実行してみると下記のように,起動時のディレクトリは/c/Users/Naotoのままです. ちなみに,環境変数$HOME自体は設定されていて,cdコマンドを実行すると/z/GitHub/に移動します.
そこで,アプローチを変更して, Git Bash のショートカットアイコンのプロパティを変更してみます. プロパティには 作業フォルダ という項目があり,ここにZ:\GitHub設定します. また,リンク先には –cd-to-home という引数が設定されているので削除しておきます.
これでGit Bashのショートカットアイコンから起動してみると, 下記のように無事にホームディレクトリを変更することができました.