MacでEmacs
Atomへの乗り換えを検討しましたが,やっぱりEmacsが便利なことも多いです.そこで,MacでEmacsを利用する上で,必要最低限な設定をメモしておきます.
インストール
Macにインストール可能なEmacsは複数あるが,railwaycat氏のemacs-macがしっくりくる. インストール方法は,この計算物理屋の研究備忘録を参考にした(Mojabe10.14.4の環境では,なぜかcask版は実行できなかった).
% brew tap railwaycat/emacsmacport
% brew install emacs-mac
パッケージのインストール
Emacsのパッケージをインストールするには,Melpaのレポジトリを登録しておく..emacs.elに下記のように記述する(もうLispなんて忘れたわい).
(add-to-list 'package-archives
'("melpa-stable" . "https://stable.melpa.org/packages/") t)
その後で,M-x package-list-packages
をして,パッケージを選択すればOK.
emacs-neotree
emacs-neotree
Atomのようにファイルやフォルダをツリーで表示する.
C-t
でツリーの表示・非表示を切り替える.
(global-set-key "\C-t" 'neotree-toggle)
markdonw-mode
マークダウン・ファイルのハイライトに用いる.
yatex
Texのハイライトなど.
テーマの設定
テーマをtango-dark に設定.
(load-theme 'tango-dark t)
キーバインディングの設定
Ctr-u でUndo.
(global-set-key "\C-u" 'undo)
Meta-/ でComment.
(global-set-key "\M-/" 'comment-line)
キーバインディングの競合の解消
デフォルトのキーバインディングでは, set-mark-command にC-SPC が割り当てられていますが,マック標準のキーバインディングと競合しており動作しません. この場合,【システム環境設定】→【キーボード】→【ショートカット】→【入力ソース】で,チェックを外すと解消されます.