Atomに必須のプラグイン紹介
GitHubが開発するオープンソスのエディタがAtomです. 様々なプラットフォームがサポートされており,WindowsやMacなどの異なる環境でも,同じ操作感覚で利用が可能です. これまで,Windows環境下では Atom,Mac環境下では emacs を採用していたのですが, キーボード・ショートカットなどの違いにウンザリして, Atom に統一することにしました. そこで,今回は,Atom を日常的にエディタとして利用するために必須のプラグインをご紹介したいと思います.
japanese-menu
メニューバーやコンテキストメニューを日本語化してくれるプラグインがJapanese Menuです. 日本人であれば取り敢えず入れておいて損はないでしょう.
atomic-emacs
キーボード・バインディングをemacs風に変更してくれるプラグインがAtomic Emacsです. emacsに慣れている人には必須のプラグインです. これを入れないなら素直にemacsを使います. killing & Yanking (コピー & ペースト)のバインディングも覚えておきましょう.
Ctrl + k (Kill Line)
Ctrl + w (Kill Region)
Ctrl + y (Yank Line)
その他,よく利用するキー・バインディングです.
Ctrl + SPACE (Set Mark)
Ctrl + / (Undo)
Alt + ; (Toggle Comment)
Alt + x (Command Palette)
project-manager
複数のプロジェクトを切り替えながら作業するときに便利なプラグインがProject Managerです. プロジェクトのリストを表示するキー・バインディングは覚えておきましょう.
Alt + Shift + p (List Projects)
markdown-writer
忘れがちなマークダウン記法の入力を強力にサポートしてれるプラグインがMarkdown-Writer for Atomです. 残念ながら,キーバインディングが,emacsと重複していることも多く,全ての機能をフルに活用するのは難しいのですが, チートシート(CHEATSHEET) だけでも何気に有り難いです.
autocomplete-paths
プロジェクトのフォルダ構成を参照して,パスを入力する際に自動的に補完してくれるプラグインがautocomplete + paths suggestions. パスの入力は面倒なことも多く,結果的にミスも増えてしまうので,このプラグインを入れておければ安心でしょう.
file-icons
プロジェクトのツリー表示で,ファイル名の先頭にアイコンが表示されるプラグインがFile Iconsです. これは,必須というわけではありませんが,なんとなくハッピーな気持ちになれます(笑).
キーボード・ショートカット
アクティブタブの切り替え.
Ctrl + TAB (Windows)
Command + TAB (Mac)
マークダウン・プレビューの表示
Ctrl + Shift + M (Windows)
Command + Shift + M (Mac)