オリジナルのオンラインマップの作成
オリジナルのオンラインマップの作成
オープンストリートマップとオープンデータを利用したオリジナルのマップを作成してください. 対象とするエリアは住んでいる街やお気に入りの街など自由に設定してください(日進市は除く). 地図に表示するオープンデータは,緯度・経度の情報が含まれていれば,観光地,医療施設など自由です. 自治体が公開しているオープンデータを利用することを推奨しますが,独自にデータを作成しても構いません. 作成するオンラインマップは下記の条件を満たしてください.
- Folium または GeoPandas を利用してマップを表示
- オープンデータ含まれるデータを マーカー として表示(ツールチップも表示すること)
- 少なくとも 3箇所以上 のマーカーを設置(地図を表示したときにマーカーが視認できること)
オープンデータの公開サイト
オープンデータを公開しているサイトを列挙します. これらのサイトから,オープンデータをCSV形式やGeoJSON形式でダウンロードすると良いでしょう. 他のサイトに掲載されているオープンデータや,独自に作成したデータを利用しても構いません.
- 愛知県 オープンデータカタログ
- 名古屋市 オープンデータ一覧
- 東京都オープンデータカタログサイト
- 京都府オープンデータカタログサイト
- 政府機関オープンデータポータル
- データカタログサイト data.go.jp
- 自治体オープンデータ CKAN
- Google Dataset Search
オープンデータのサンプル
名称,名称_カナ,緯度,経度
縁城寺,エンジョウジ,35.659433,135.069206
間人のお宿炭平,タイザノオヤドスミヘイ,35.728973,135.087985
磯砂山,イサナゴサン,35.548532,135.03811
経度,緯度,施設名,住所
136.948874211326,35.1687621229592,古川美術館,名古屋市千種区 池下町2-50
136.911410920255,35.1708254022429,愛知芸術文化センター愛知県美術館,名古屋市東区 東桜1-13-2
136.911012631801,35.1753137574013,楽只美術館,名古屋市東区 泉1-17-28
CSVファイルの取り込み方法
CSV形式のオープンデータをGoogle Colaboratoryで利用するには,CSV形式のデータを文字列として代入する方法があります.
ここでは,上記の京都府の観光施設に関するCSVデータを例に説明します.
次に示すようにCSVデータを文字列として,変数csv_data
に代入します.
"""
で括ることで,改行を含めた文字列を変数に代入することができます.
# CSVのデータを文字列として代入
csv_data = """
名称,名称_カナ,緯度,経度
縁城寺,エンジョウジ,35.659433,135.069206
間人のお宿炭平,タイザノオヤドスミヘイ,35.728973,135.087985
磯砂山,イサナゴサン,35.548532,135.03811
"""
この文字列をPnadasのデータフレームとして読み込みます.
このとき,io.StringIO()
を利用して,文字列をファイルとみなして処理します.
import pandas as pd
import io
# 文字列csv_dataをio.StringIO()でファイルとして処理
df = pd.read_csv(io.StringIO(csv_data))
df
課題
Google Colaboratoryで作成した chapter5.ipynb を保存し, ノートブック(.ipynb) をダウンロードして提出しなさい. また,使用した CSVファイル も一緒に提出すること. 提出の前に必ず下記の設定を行うこと.
- ノートブックの設定で「セルの出力を除外する」のチェックを外す
- ノートブックの変更内容を保存して固定